R35 GR6 ミッション不具合検証
さて、今日はM様のR35ミッションの点検です!
症状は、
・スポーツ走行をすると油温が常に120℃。
・発進時やギアチェンジすると異音と激ショック。
・エンジンを始動するとウナリ音。
・油圧がかなり低い。
ん~・・・とにかくバラしていきます
いきなり異常を発見。
フィルターが完全に目詰まりしていました
これではオイルを吸えないので、油圧がかからないのが納得
油圧がかからないのでクラッチの動きがおかしくなったり、オイルの流れが悪くなって油温も上昇したのでしょう。
ソレノイドも鉄粉だらけでした
まともな状態ではないのは分かりましたので、ミッション本体も点検していきます。
パッと見は大丈夫そう。
クラッチが一番怪しいのですが・・・
やっぱりかなり摩耗していました
摩耗したクラッチのカスがフィルターに詰まっていた様です。
サーキット走行も毎週行ったり、車に乗ったら常に全開する方ですので・・・
もっと小まめにオイル交換と洗浄をした方が良いですね。
ただ、プレートの反り返りも無く、ディスクもまだ残りがありますので調整だけで行けそうです
一応オイルポンプも点検しましたが、異常なしでした。
Cリングも対策していましたので、もちろん大丈夫です
一応搭載しましたが、フィルターを新品に交換してから始動チェックしますので、もう少々お待ちください
T君は前のJDDAでナイトロボンベのセーフティーバルブが開いてしまい、ガスが全部抜けてしまいましたので持ってこられました(笑)
ビックリしたでしょうね
一度開いてしまうと再使用できませんので、新品に取り替えてガスを補充しますね
T様のR35はオイル交換でご来店
お連れ様とご一緒に来られまして、ホイールやマフラー交換のご商談もさせていただきました
ほぼ新車の様なMY14でしたよ
ありがとうございました
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R35